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2019年3月19日の大崎裕史の今日の一杯

東京都杉並区荻窪

昭和22年創業なので72年目。すごいな〜。
現在の店主は三代目でずっと青木さん。
「丸長のれん会」を昭和23年に結成し、中心的存在の店。

時間がかかるのを前提として常連さんは来ている。並びがなくても着席して30分かかることもある、という気持ちで臨むべし。

ちなみにこの日は中に入ってすぐに座れたが、外観を撮った時間から出来上がったつけそばを撮った時間との差(待ち時間)は、26分。やはりこれくらいかかる。

着席してもすぐには頼まず、水とおしぼりを出されたタイミングで注文。それまでに考えておくべし。

今回はチャーシューつけそば980円を注文。(後会計制)
つけそばは小さな器に私が数えたら十種類の「モノ」を入れた。タレ、油、胡椒、酢、黒いペースト、化調(塩?砂糖?)、ネギ、スープ、、、。あれ?覚えていたのに思い出せない。そしてそれらをよ〜く混ぜる。10種類のモノを入れるのに時間がかかるが、ここでも時間がかかる。とにかくよく混ぜる。チャーシューは材木切りにしてつけ汁の方に入れる。

つけめんが苦手な人の理由が「ヌルくなるから」と言う人がいる。ここのは、出てきた瞬間ですらヌルい。荻窪丸長のつけそばは「こういうものだ」と思って食べるべし。実際、こういうものなので。熱々で食べたことがない。(つけそばの話)

それでもおいしいから通うし、70年も続いているのである。2月でも多くの人がつけそばを頼んでいる。「つけめんはヌルくなるから」「時間がかかったり、待つのがイヤ」と言う人にはまったくオススメしない。絶対に合わないだろうし。でもここのつけそばのスパイシーなつけ汁は唯一無二。(八王子丸長及び代替わりした勝田台丸長では似た感じのが食べられたが今はどちらも閉店。)

好きな人は並んででも待ってでも食べたい一品なのだ。今回もおいしかった〜。目白丸長や桜台丸長にも行きたくなった。

お店データ

丸長 荻窪本店

東京都杉並区荻窪4-31-12(荻窪)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。